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赤ちゃんの乾燥肌対策に
赤ちゃんの肌は、大人に比べて非常に弱く未熟な状態です。
お母さんのお腹の中にいるときは、羊水で肌が常に潤い、汚れや雑菌のない、紫外線も届かない状態です。
まさに肌に刺激が全くない環境で幼児の肌は守られていました。
それから外の世界に生まれてきて、紫外線や雑菌、乾燥など、いろんな刺激環境の中に置かれます。
まだ、完全な肌になり切れていない赤ちゃんの肌には厳しい環境なわけです。 産科学では「生後1年間は胎児」と考えられています。
そして肌がしっかり完成されるまでに2〜3年は必要だとも言われています。
その間、私たち親が出来ることはたくさんあります。
言葉も話せず、痛くても痒くても泣くことしか出来ない赤ちゃんのためにも、出来る限りの対策をしてあげたいものです。
肌の乾燥を避けるために
赤ちゃんの乾燥肌や肌トラブルについて、私たち親が自分で自宅で出来る対処法をピックアップしています。
入浴後はベビーローションで
入浴後は体が温かいので、汗や水分が蒸発しやすく、乾燥しやすい状況にあります。
カサカサやブツブツなど乳児性湿疹が見受けられる場合は、全身にワセリンかベビーローションを優しく塗ってあげましょう。
(※ひどい痒みやジュクジュク湿疹など乳児アトピーの疑いがある場合は、まず小児科や皮膚科の受診が先決です。そしてステロイド外用薬は賛否両論ありますが、症状がひどい場合は使ってあげるのが我が子は最善でした。ちなみに非ステロイド系抗炎症薬はアトピーを悪化させる場合が多く報告されていますので処方されても使用を避け、他の病院に行きました。快方してきたらワセリンで保湿しました。
多くの乳児アトピーは1歳〜2歳で改善する事が多いので、根気よく続けましょう。)
低刺激の優しい泡で体を洗う
赤ちゃんのスキンケアの基本はきれいに保つこと。
毎日のお風呂で綺麗な肌を維持してあげましょう。
けっして、肌をゴシゴシとか、何度も洗う、完全な無菌にしろという訳ではありません。
たくさんの泡で優しく撫でるように一度洗ってあげれば十分です。赤ちゃんの肌を洗う基本は女性の洗顔と同じです。
普通の石けんは不要な成分が入っていたり、洗浄力が強過ぎて皮脂を取り過ぎてしまうので良くありません。赤ちゃん用の無添加ベビーソープを使いましょう。
体を拭くのはポンポンとパッティング
お風呂から上がって、急いで拭いてあげることが大切ですが、だからといって擦るように拭くことは絶対止めましょう。
敏感で繊細な赤ちゃんの肌は、合成繊維の洋服でも荒れてしまうことがあるほど。
擦るのではなく、ポンポンとパッティングしながらタオルで包んであげるのがおすすめです。
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